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2013年2月25日月曜日

RJ63AC300とExmor RSの比較

シャープは、スマートフォンなどのモバイル機器向けに、光学式手振れ補正機能を搭載し、業界最小サイズ(8.5×8.5×厚さ5.75mm)を実現したCMOSカメラモジュール<RJ63AC300>を開発し発売することを発表しました。


シャープ ニュースリリース(http://www.sharp.co.jp/corporate/news/130225-a.html

最近のカメラのセンサーは凄いですが、そのなかでもセンサーに定評があるのが、SONYセンサーです。
特に "Xperia Z"にはExmor RS for mobileが搭載されており、裏面照射型積層構造CMOSセンサーは高評価を得ています。

サクッと比較してみましょう。
モデル名
RJ63AC300
Exmor RS IMX135
センサーサイズ
1/3.06型 裏面照射型CMOS
1/3.06型 積層型CMOS
画素数
1310万画素
1313万画素
レンズF値
F2.0
F2.2
サイズ
8.5mm×8.5mm×5.75mm
8.5mm ×8.5mm×5.5 mm
焦点距離【35mm換算】
?
28mm
その他
光学式手振れ補正機能
HDR ムービー 撮影

Xperia ZのExmor RS for mobileはExmor RS IMX135ではないのですかね?
調べるとレンズの明るさが違うようですが…。
さておき、シャープとの比較となると、どちらも小さい撮像素子に、1300万画素。

シャープは積層型ではないにしろ裏面照射型CMOSでレンズの明るさがF2.0の明るさ。
また光学式手振れ補正機能がついてるので、暗い所でアドバンテージがありそうです。

SONYはHDRムービーが撮れるのがポイント。
白飛びや黒つぶれしにくくなっています。

んー、スマホのカメラはもう安物コンデジ並みになっていて、日常スナップなら十分の域に達しています。
となると、動画で性能がはっきりしそうですね。
手振れしにくいシャープ製カメラモジュールか、HDRムービーが撮れるSONY製カメラモジュールか…。

日本のスマホは世界で売れていないのに、相変わらず精密部品は得意な日本企業でした。